記録と語り 記録に残ったことと、後から語られた話を分けて見る

史料ガイド

『総見記』そうけんき

後の時代の本 出来事から時間がたってから書かれたもの。よく知られた逸話の多くはここから出る

書いた人遠山信春(とおやま のぶはる)
いつ1685年(貞享2)ごろ
使っている章第二章「兄に呼ばれた弟」

一どんな本か

織田信長の一代記。『信長公記』や甫庵の本をもとに書き直したものです。

二読むときに気をつけること

墨俣の話の流れのなかでは、秀吉を墨俣の城主にして、話のつじつまを合わせた段にあたります。『甫庵太閤記』の「川向こうの要害」が、ここで場所と結びついていきます。